

PHPの開発環境を作りたいけど、何から手を付ければいいかわからない…
こんなお悩みにお答えします。
開発環境を作るのは、最初なかなかむずかしいですよね?
しかし、これを利用すれば思ったよりカンタンに作成ができます。
それが「XAMPP」です。
XAMPP(ザンプ)は、Apacheディストリビューションのことで完全無償で利用ができます。
PHP開発で特に利用されることが多いですが、
Apache + MariaDB + PHP + Perlを一度にインストール、管理までできる人気のサービスです。
初心者であれば、まず誰もがつまづくであろう「Apache Webサーバーのインストール、MySQL・PHP ・ Perlの追加」もXAMPPを使えば簡単にできちゃいます!
今回は、XAMPPのインストール方法と基礎知識についてご紹介していきますよ。
XAMPPとは

XAMPPは、Web開発において必須となる便利なツールを一括でダウンロードできるパッケージのことを言います。
基本的に無料で利用することができるのが特徴です。
「XAMPP」の名称由来
・「X」←クロスプラットフォーム対応(Windows、Linux、Mac)
・「A」←Apache
・「M」←MySQL/MariaDB
・「P」←PHP
・「P」←Perl
引用元:オープンソースのXAMPPとは|オープンソース×クラウド情報サイト「OSS×Cloud News」
というのもWeb開発においては少なくとも以下の三点が必要です。
Web開発に必要なもの
- Apache(Webサーバ)
- MySQL(SQLデータベース)
- Webプログラミング言語(PHP、Rubyなど)
この3つは基本的にそれぞれで作成されているため、アップデートやバグなど管理が必要です。
不可能では決してないですが、初心者にとっては、小難しいところが数多くあるため、かなりのハードルとなってくるでしょう。
そこに救いの手を差し伸べてくれるのが、この「XAMPP」です。
「XAMPP」は先ほど述べた以下の3つをまとめて管理することができます。
Web開発に必要なもの
- Apache(Webサーバ)
- MySQL(SQLデータベース)
- Webプログラミング言語(PHP、Rubyなど)
これは初心者の方はもちろん、既に技術力がある方にとっても管理がしやすい点において、とてもメリットが大きいです。
XAMPPをインストールする方法
それでは、XAMPPをインストールしていきます。
step
1まず最初に公式HPに行き、XAMPPをダウンロード。
それでは、公式HPにいって、XAMPPをダウンロードしましょう。
「ダウンロード」の項目から対象のOSを選択してくださいね。
※今回はWindowsでご紹介していきます。

step
2ダウンロードが完了したら「xampp-win32-7.1.9-0-VC14-installer.exe」ファイルをダブルクリック

step
3セットアップが立ち上がりますので、「Next」をクリックします。

step
4次にインストールするソフトウェアを選択します。
特段の理由がない場合はすべて選択して問題ありません。

step
5インストールするフォルダを決めますが、デフォルトで問題なし。
このままで次へ「Next」を選択しましょう。

インストールの確認画面と、ページが表示されますが問題ありません。
step
6「Next」をクリックしてください。
次の2画面は「Next」を選択してしまって問題ありません。次へすすみましょう。


step
7この画面になったら、インストール中です。
少し待ちます。休憩ですね。

そして、この画面が出てきたら、インストール完了です。

お疲れ様でした。
※インストール中、急に、再起動を始めようとすることがあります。
その際は、再起動をせずに、ポップアップの質問に「No」と答えてください。
そうすると、インストールが先に進みます。
以上でインストールは完了です。
XAMPPを触ってみよう
最後に少しXAMPPの立ち上げ方法をご紹介して終わろうかと思います。
まず、XAMPPの立ち上げ方は、検索窓で「XAMPP」と入力すると
「XAMPP Control」Panel」が出てくるかと思います。
これをクリックします。
無事立ち上がるとこのような画面が出てきます。

Module:Apacheを起動したい場合には、各項目横のActions:「Start」ボタンをクリック。
逆に、「Stop」を押せば停止します。
これだけで各Moduleの実行ができます。
すごいですよね・・・
ちなみに、Moduleが起動できれば、「PID(s)」、「Port(s)」の項目に数字が表示されます。
表示されていないと何かしらのエラーがあるはずです。
それでは、「Apache」「MYSQL」をスタートを押してください。

そうすると以下のように緑になっていれば問題がありません。

しかし、黄色や赤になっている場合があります。
ほとんどの場合は「Port(s)」の値が他のソフトとぶつかってしまっていることが原因です。
その場合は以下のような設定をしてください。
※念のため、緑になっている場合でも設定をしましょう。
「STOP」を押して以下にすすんでくださいね。
XAMPPの初期設定について
step
1まずは、「config」をクリック

step
2新しい画面が開きます。
次に、「Service and Ports Setting」をクリック

step
3Apacheの「Port(s)」の数字を変更する
さらに、新しい画面が開いたら以下の数字を確認してください。

おそらく、「80」になっているかと思います。
ここを何かの連番に変更します。
被らなければ、何でもいいですが、「8888」にしておきます。
step
4各画面の「Save」をクリックする
数字を変更したら、各画面のSaveボタンを押してください。
まとめ

今回はXAMPPのインストール方法について紹介させていただきました。
PHPのWeb開発に必要なものが1通り、無償で提供されているのはすごいですよね。
XAMPPの詳しい使い方はまた別の記事で紹介していこうと思います。
それでは今回もありがとうございました。
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